箱舟冬羊
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神社で雨が降るのは【歓迎のサイン】
せっかく神社に出かけた際、雨が降ってガッカリした経験はありませんか?
でも本当は、神社で雨が降るのは『神様の歓迎のしるし』なんです。
神社で降る雨、実は「禊ぎの雨」と呼ばれ、日常の穢れを洗い流し、場を清浄に整えるために特別に神様が降らせているもの。
神様があなたのことを認識して、迎え入れる用意をしてくれたしるしなのです。
なので、晴れの日より願いが叶いやすいとされています。
神社の雨は【禊ぎ雨】?
私たちは日常様々な『穢れ』(けがれ)を受けます。穢れとは、嫉妬や妬み、怒りや悲しみなど様々です。
日々を過ごす中でそれがだんだん蓄積していきます。
本来であれば神社へは滝行等、身を清めて参る場所。
そんな私たちの穢れを流すために神様が降らせてくれるのが『禊ぎ雨』です。
箱舟冬羊
神社での雨❶ 参拝前に降る
参拝前にパラパラと降る雨は、まさに『禊ぎ雨』そのもの。
さらに晴れているのにパラパラ雨が降る場合は、神様があなたの参拝に喜んでいます。
できれば傘を刺さずに少し雨を浴び、禊ぎを受けてから参拝してください。
神社での雨❷ 参拝後に降る
参拝後に雨が降るのは禊ぎ雨ではなく、神様からのメッセージ。
「あなたの相談を聞き入れましたよ」という合図。
晴れていたのに参拝後急に雨になった…など、天気が急変した場合は確実です。
あなたの願いが神様に通じた証拠ですので喜びましょう。
神社での雨❸ 雨が強くなる・強い雨が降る
外に出るのを躊躇するような強い雨が降る時は、神様が「雨払い」を行なっていると言われています。
出発する前の強い雨は、あなたの想いを試している状況。「この雨でも来る強い願いがあるならおいで」という神様からの試練です。
この場合は試練を乗り越えて神社に着くと、神様はあなたを歓迎して下さります。
神社に着いてから強い雨は、「雨払い」で神社から人を減らし、神様があなたの願いと真剣に向き合う準備をしてくれている可能性大。
その場合は参拝すると途端に晴れるなど、急激な天候の変化があるはずです。
神社での雨と【龍神様】
龍神とは龍の姿をしている神様で、水を司る神様だと言われています。
龍神が降りてくると雨が降ると言われており、自由に天候を操ります。
なので龍神様をお祀りした神社で雨が降ると、特に大変めでたいことと喜びましょう。
また、出雲大社では毎年神様が集まる神迎祭が行われていますが、神様を連れてくるのが龍神の役目なので、お祭りの前には不思議なことに必ず雨が降るそうです。
雨の日の神社は【願いが叶いやすい】
雨は神様からの大切なメッセージ。神様に気持ちが通じやすくなっています。
なので、神社での雨は喜んで参拝し、お願い事をしましょう。
雨の日の神社参拝:注意点
ただし参拝時ちゃんと作法を踏んでからお願いをするのが鉄則。
雨の日でもきちんと手水で手を洗い、鳥居で一礼し、二礼二拍一礼は必ず守ってください。
参拝の詳しい方法についてはこちらの記事で解説しています。
正しい方法を守らず参拝するのは神様に失礼ですので注意が必要です。
雨は世界中で「縁起がいい」出来事
日本以外でも、「雨」はスピリチュアルとしてすごく良い天気だとされています。
中国でも「雨」とは龍神がもたらす縁起のいい天気だとされていて、昔は結婚式の前に雨乞いをする地域もあったそう。ちなみに龍神は中国では最強に縁起がいい生物だとされています。
また、キリスト教でも「雨は天からのギフト」と呼ばれ、大変縁起が良い天気。
フランスでは雨は神様の涙とされており、「神様が私たちの代わりに一生分の涙を流してくれている」と、雨の日の結婚式では一生の幸せが約束される伝説が。なので式をわざと雨の日に選ぶ方も多いようです。
不思議なことに世界中で雨は縁起が良いものとされているのです。
箱舟冬羊
神社で雨が降る|まとめ
今回は神社での雨について解説しました。
- 神社での雨は穢れを洗い流してくれる、神様からの歓迎の証。
- なので神社で雨が降ると「願いが叶いやすい」。
- ただし正しい参拝の方法を守って参拝しよう。
箱舟冬羊
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